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Intel SRT Windows XP/Vista/7 導入してみた

AHCI→RAIDモードにして、Intel SRT設定してみた

2015/09/02

下記リンク先の記事にて、「AHCIへの変更とRSTのダウンロード・インストール手順」をまとめ直しました。

rst-versionAHCI→RAID設定と、Intel RSTドライバーいれてみた(ふたたび)
AHCIモードでWindowsをセットアップした状態からRAIDモードに切り替える手順と、「インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST)」のインストール手順を紹介します。この記事は2014年9月に投稿されていますが、随時更新を行っているため、2015年10...

やっぱり設定してみる

結局のところ、SSDを単体でシステムドライブとして使って、HDDをデータ用としてDドライブとして、ドキュメント類のドライブはDドライブに移動して使っていました。

気まぐれでまた、SRTを設定したくなったので、設定してみました。
(「パソコンオタク」にありがちな、「環境設定オタク」という属性なので仕方が無い。)

というわけで、「AHCIモードで普通に使ってたけど、IntelSRT設定してみたよ」という話題です。

まずはCドライブ(HDD)にシステム&データを集約

現在、SSDとHDDにそれぞれシステムとデータを入れています。まずはHDDに一本化します。

<環境>

旧Cドライブ:Intel X25-M(80GB/2.5'SSD/SATA2/MLC)

旧Dドライブ:WesternDigital Caviar Green WD10EADS(1TB/3.5'HDD/SATA2/64MB cache/IntelliPower)

新Cドライブ:WesternDigital Caviar Green WD10EZRX(1TB/3.5'HDD/SATA3/64MB cache/1TBプラッタ/IntelliPower)

<手順>

  1. SSD(X25-M)は外して、HDD(WD10EZRX)を接続。
  2. WHSのバックアップからHDD(WD10EZRX)にCドライブの状態をリストアして再起動。
    (H340添付のリカバリCDから起動しても、LANが認識されないため、SDカードにLANのドライバを入れてからリストア。WHSからのリストアも結構面倒だ…。)
    (手順1~2については、USBケーブル等でHDDを繋いでコピーソフトでコピーして、HDDに入れ替えるので良いです。)
  3. HDD(WD10EZRX)にシステム、Dドライブ(WD10EADS)にはデータが入っている状態になりました。
    • Cドライブ:WD10EZRX
    • Dドライブ:WD10EADS
  4. ユーザーの「ドキュメント」とか「ピクチャー」とかの上で右クリック、プロパティを開きます。
  5. 場所をCドライブに変更して、ファイルを移動させます。
  6. OutlookのpstファイルもDドライブに置いてあったので、Cドライブに移動しました。(普通に移動するだけでは無いので、手順はその内記事に起こすかも知れません。)
  7. Windowsを終了して、旧HDD(WD10EADS)を外して、新HDD(WD10EZRX)一台だけの状態にして起動しなおします。

AHCIモードでWindowsをインストールしていた場合

SATAモードやAHCIモードの状態でWindowsをインストールしている場合、RAIDモードに変更しても起動時にブルースクリーン(Stopエラー)になってしまいます。(また元のモードに変更すれば起動するようになります)

これは、RAID用ドライバ「Iastorv.sys」が有効になっていないのが原因なので、モードを変える前にドライバを有効にする必要があります。

ドライバの有効はレジストリで設定します。

レジストリを誤って変更すると、システムが起動しなくなってしまう等の障害を引き起こす場合があります。事前にバックアップを取る等しておきましょう。

<手順>

  1. レジストリエディタを開きます。
    regedit起動
  2. 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\iaStorV」を開きます。
    services
  3. 右側の詳細ペインから「Start」を選び、右クリック→「修正(M)...」を選びます。
    iaStorVのStart
  4. 値のデータを「0」に変更して、[OK]をクリックします。
    0にする
  5. レジストリエディタを閉じます。

(2014/4/27 レジストリエディタの画像を追加しました。)

Microsoftのサポートサイトの「RAID ディスクを接続した後、Windows 7 ベースのコンピューターを起動するとエラー メッセージ:"停止 0x0000007B INACCESSABLE_BOOT_DEVICE"」に手順があるのですが、自動翻訳なので「詳細ペインの『Start』キーで右クリックをして『修正』を選びます」という表現が「詳細ペインで右クリックします。開始、し変更.」とか書いてあって…つまり「日本語が怪しいです」。

UEFIのストレージ設定をRAIDモードに変更

  1. PCを再起動して、POST画面で[F2]とか[DEL]を押して、UEFI画面に入ります。(※UEFI(ユー・イーエフアイ)は、今時のPCのアーキテクチャに対応させた「BIOS(バイオス)」の様なもの。言いづらいので普段はバイオスって言ってもいいと思う。)
  2. 「Advanced」メニューから「Storage Configuration」に入り、「RAID Mode」を選び、設定を保存して終了します。

IRSTの最新版をインストール

インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバー(10.6.0.1002)」はインストール済だったのですが、開いてみても「ストレージ システム ビュー」には白い枠が出るだけでRSTからドライブが認識されていないようでした。

Intelのサイトから「サポート>インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー」と入って、「ドライバーとソフトウェアの自動検出と更新」で自動認識したところ、「Intel(R) ICH8R/ICH9R/ICH10R/DO/5/3400/6 Series SATA RAID Controller10.8.0.1003)」が検知されたので、そのままダウンロードして、インストール。

どうやらちゃんと認識されました。

SSD(X25-M)も接続して起動し直したところ、そちらも認識されました。

高速(SRT)の有効

「ステータス(S)」画面の「高速(インテル®スマート・レスポンス・テクノロジー)」の項目に「高速の有効」と表示されていれば、SRT(Smart Response Technology)が設定出来る状態です。

高速の有効が表示されるためには、

  • UEFIでRAIDモードに設定されている。
  • 起動ドライブがHDDで(SSDでも大丈夫かは未確認)、正常に認識されている。
  • SSDが接続されており、正常に認識されている。

等の条件が必要です。

では早速SRTを有効にしましょう。

<手順>

  1. 「高速の有効」をクリックします。
  2. 設定した後、SRTに使用するSSDのデータは全部削除されますので注意しましょう。
  3. キャッシュメモリーに割り当てるサイズは、18.6GBもしくは64GBを限度とした全容量を選択できます。最大で無ければ設定する意味も無い気がするので「全ディスク容量」を選びます。
  4. 「高速モードを選択してください」の項目は、「最速モード」を選びます。
    • 「高速モード(SRT)」は、SSDをHDDのキャッシュとして使用して高速化します。HDDから読み込んだデータをSSDに記録して、次回のアクセスを高速化します。
    • デフォルトでは「拡張モード」になっています。書き込み時、SSDと同時にHDDにも書き込みを行うため、書き込み速度の高速化はありませんが、障害が起きた場合にデータの損失が最低限で済みます。
    • 「最速モード」は書き込みも高速化されます。突然電源が切れてしまったりした場合にデータが最新になっていない場合があります。
    • SSDが壊れてくると、データがどんどん壊れてしまう場合もあるので注意。WHSで定期的にバックアップも取っているので、高速モードにしたいと思います。
  5. [OK]をクリックすると、SSDのデータは削除され、キャッシュの設定がされます。SSDのビューに「Array_0000」、「キャッシュ ボリューム」といった表示が出ていれば完了です。

恒例のベンチマーク

ベンチマークに影響しそうな本体のスペックとしては、

では、単体使用と、SRT有効時でのベンチマークを「CrystalDiskMark 3.0.1 x64」でとってみます。

<結果>

  1. Intel X25-M(80GB/2.5'SSD/SATA2/MLC)単体
    MLCでSATA2ですが、流石SSDというところでしょうか。速度だけで考えるとSSD単体が一番ですね。あとは容量と金額の問題だけで。
  2. WesternDigital Caviar Green WD10EADS(1TB/3.5'HDD/SATA2/64MB cache/IntelliPower)単体
    CaviarGreenシリーズは消費電力を抑えるため、回転速度が可変で、やや遅めです。
  3. WesternDigital Caviar Green WD10EZRX(1TB/3.5'HDD/SATA3/64MB cache/1TBプラッタ/IntelliPower)単体
    同じくCaviarGreenシリーズです。インターフェイスがSATA3(6Gbps)で、1TBプラッタな分、10EADSに比べると速いかも知れません。
  4. WD10EZRX+X25-M 高速化の有効
    HDDの大容量と、SSDの読み込み性能が両立出来ている感じですね。起動も「ようこそ」画面の時間が短くなります。

まとめ

実際のところ、SSDをシステムとしてCドライブに割り当てて、HDDをデータとしてDドライブに割り当てて、マイドキュメントや利用頻度の低いデータはDドライブに割り当てると、システムの起動やよく使用するアプリケーションがかなり高速化します。

何だかんだ言って、玄人肌の方はSSDに直接システムを入れるのが良いと思われます。

 

SRTの良いところは、「HDD一台で運用している感覚で、キャッシュとしてSSDを追加するだけで高速化をしてくれる」ところです。

RAIDモードでは使用するものの、実際にRAID-1やRAID-5のような仕組みを使うわけでは無いので、いつでもSRTを解除してSSDを別用途に転用する事が出来ます。

 

HDD側を交換する時は、高速化の無効をしてから、通常の入れ替え(ディスクコピー等)を行うだけ。

SSD側も高速化の無効をしてから、入れ替えて、高速化の有効をするだけでグレードアップ出来てしまいます。

 

前にも書いた事がありますが、自分は「RAIDモードにすると、起動時にRAIDメニューが数秒間出てしまって、起動時間が結局長くなってしまった」という印象を持っていました。

SRTを有効にしていないと3~4秒くらいメニューが表示されるのでちょっと損した気分になるのですが、SRTを有効にした後は、1秒くらいしか表示されなくなるので起動時間は確実に短くなっています。

Z68のチップセットとか、前提はありますが、比較的安価で、お手軽に高速化出来るのは良いですね。

 

さて、今回、AHCIモードで運用していた状態から、RAIDモードに移行してSRTを有効にしてみたわけですが、OSの再インストールをする事なく、あっさり出来ました(レジストリはいじりましたが…)。

あとは、SRTのキャッシュとして「ocz AGILITY3(60GB/2.5'SSD/SATA3)」を使ってみたのですが、しばらく使っているとエラーが多発…原因は分かりませんでしたが、初期不良とかなのかな…。

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